【DIETZ NAVY STANDERD DECK LANTERN】戦時を潜り抜けた海軍ランタン

今回ご紹介するのは、
アメリカDIETZ社の海軍ランタン

「DIETZ NAVY STANDERD DECK LANTERN」
でございます。

DECKランタンとは
船舶用のランタンを指し示しており、

全てのパーツが
真鍮製で出来ている見た目も
豪華で迫力のある唯一無二のランタンです。

【製造年代】

詳しい文献などは見つかりませんが、
現地のコレクター情報によると

1896年頃から製造されており、
1920年頃まで製造されていたと
思われます。

(当個体は1926年のシラキュース工場製)

文字通り、海軍で使用され、
第一次〜第二次世界大戦を潜り抜けてきた
軍用ランタンです。

その後はレイルロードランタン用の
記念として真鍮ベスタも一部製造されますが、
フレームが大体はニッケル合金で出来ており、
真鍮メッキが施されています。

全ての部品が真鍮製なのは、
この時期に見られる特徴です。

また、タンクは後年の通常のVESTAと
同じつくりなので、スチール製の後年のタンクでも
しっかりハマります。

規格や仕様も、幾つかパターンがあるようで、
当ページトップに掲載した商品以外に

【パターンA】

脚の部分のフレームが多いバージョンで、
主にDIETZ Vestaの1920年以前でよく見られる
バージョンもある。

↓VESTA 初期型ハイトップとつくりがほぼ同じ


下記は同個体だが

製造年代が載っていない初期のVESTAバージョンであり、
上部にもしっかりと「NAVY STANDERD DECK LANTERN」
と刻印がある。

【パターンB】ブルーグローブバージョン

グローブは現地の方によると、
オリジナル品とのことで伺って
手に入れた物です。

こちらも1926年製造のものです。

【参考資料】

こちらはニッケル合金素材の
真鍮メッキを施したもので、

「NYCL」とあるように
ニューヨークセントラル鉄道で
使用されていたと思われる個体です。
(タンクはリペア用の通常のVESTAのタンク)

1935年製で見た目はほぼ変わらないが、
光沢などで、写真でも判別可能です。

【破損しやすい】

全身真鍮で柔らかい素材なので、
割れや破損の多い個体です。
フードトップやタンク、バーナーコーンキャップに
細かい割れは多く、

完全ひび割れのない個体は
見つけるのは、かなり難しいです。

ただ、それも戦時を生き抜いた証拠ですし、
真鍮ランタンは、置いておくだけでも
華があります。

ぜひ、タイミングが合えば
お手元においてみてください。

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