
Feuerhand Atom 75 MSKOは、通常のAtomシリーズとは異なる
特殊用途モデルとして知られる希少なマーチングランタンです。
「MSKO」はドイツ語の Marschsicherungslaterne(行軍安全灯) を意味しています。
「マーチング」と聞くと
パレードやマーチングバンド を連想しやすいですが、
でも、ここでの Marsch / Marching は
軍隊・徒歩移動・行軍 の意味に近く、
第二次世界大戦期のドイツ軍や軍事関連用途において、
夜間行軍時の視認性確保を目的として使用されたと考えられています。
⚫︎このモデルの特徴
- 隊列の前後確認
- 夜間移動時の視認性確保
- 赤/透明グローブで前後識別
- OELAB構造による燃料漏れ防止
- バーナーの持ち手がドーナツ状
製造年代は主に 1940年前後 とされ、
通常のatom 75と比較しても現存数が極めて少ないコレクターズモデルです。
⚫︎赤グローブと透明グローブの意味
透明グローブ
- 先頭兵士用
- 前方照射
赤グローブ
- 最後尾兵士用
- 後続確認・隊列維持
当時の資料にも記載されている


●OELAB(DELABOILOFF)バーナーとは?
Feuerhand atom 75 MSKOの中でも特に注目される仕様のひとつが、
OELAB(またはDELABOILOFF)バーナー と呼ばれる特殊構造です。
主にオイル漏れ防止のための
シーリング機構のことを指します。
OELABバーナーについては、以下の記事でも
専門的に記載しております。

上記の写真のように
専用の金具とゴム製のワッシャーが付いており、
構造:
・芯を上まで回し切る
・バーナー内部開口部が下部から密閉される
・タンク内オイルの漏れを抑制
行軍時に揺れても、
中の燃料が出ないような構造を指します。


専用携行ケースを備えたMSKOモデル
このモデルは、実用品としての進化形とも言える存在です。
当店ではFeuerhandをはじめ、
希少なビンテージランタン・ストーブを多数取り扱っております。
ぜひショップもご覧ください。


