ここではFeruehand ランタンの
特殊機構であるOELABバーナーについて、
お話をします。
OELABバーナー
とはDELABOILOFFとも呼ばれる特殊構造です。
主にオイル漏れ防止のための
シーリング機構のことを指します。



Feuerhandランタンの中でも
残っている物が珍しいパーツになりますが、
・Feuerhand atom 75
・Feuerhand atom 175
・Feuerhand atom 176
など、いくつかのモデルで見受けられます。
Feuerahand社のカタログに
Oelabバーナーの機能について解説されています。
上記資料の使い方の部分を日本語訳に直すと
以下のように説明されています。
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- 芯を締めるには、バーナーキーを時計回りに13回ゆっくりと回します。こうすることで、既に吸い込まれた燃料が容器に戻ります。
a) 触感でそれ以上強く回せなくなるまで、そして
b) 芯の赤い点線がかすかに見えるまで回してください。
この作業を行うには、ランタンを開けてください。特に赤いランタンの場合は、赤い点線が見えにくいので注意が必要です。
この赤い点線が見えている必要があります。そうすることで初めて、完全かつ確実な密閉が達成されるからです。したがって、この確認作業を決して怠ってはなりません。
赤い線が見えたら、無理に回し続けてはいけません。機構が破損する恐れがあります。
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構造を要約すると
・芯を上まで回し切る
・バーナー内部開口部が下部から密閉される
・タンク内オイルの漏れを抑制

⚫︎赤い線とは?
資料に書かれている「赤い線」とは
当時の芯には、上記のように
赤い印がしてあったようです。
現存する物は大体この赤い線は
消えていることが多く、私も実物で
赤い線は見たことはありません。
⚫︎用途は?
このOELABバーナーの目的は、
タンクを密閉し、燃料が外に漏れ出づらくすることです。
・車両や交通機関などで利用された
・バッグパックに入れる際にオイル漏れを防げる事から
海外からの観光客にも好評だった。
・マーチングランタンや軍モノでも取り入れられた。
実際に私が手にしてきた中で、
このバーナーが適用されたランタンモデルに
特徴があり、
・Feuerhand atom msko(マーチングランタン)
・ Feuerhand 176 SPEC DBPa K1490
(公共交通機関で認証を受けたモデル)
・Feuerhand 175のバイクモデル
など、比較的運動や動きを伴う
実務で利用されて活躍した物が多いです。
この機構は1930年代には既に取り入れられており、
Feurhand atom SUPAEFLAM(フランス輸出版1930~1936)
にも見受けられているので、
かなり早い時期から適用されていたことが
わかります。


