


Feuerhand 175 Superbabyの中でも、
非常に珍しい仕様として知られるのが
シリンダーガラス仕様です。
通常のFeuerhand 175では丸みのあるグローブが使われますが、第二次世界大戦末期には原材料不足の影響により、通常のグローブ生産が難しくなりました。
そのため、一部の個体ではシンプルな耐火性シリンダーグラスが代用されたとされています。
またバーナーや燃料キャップも当個体は違いますが、
他のモデルの物を代用することも多く、
Feuerhand 175Fの黒塗り燃料キャップなどの
黒塗り部品を転用されることも多かったようです。

年代
このシリンダーグラスは、主に1943年〜1945年頃に製造された戦時末期の特殊仕様です。
第二次世界大戦末期の物資不足を背景に生まれた、非常に限られた期間の希少モデルとなります。
ランタン本体は第二次世界大戦の終結を機に、
ホヤ昇降レバーが正面向かって右から
左にモデルチェンジしますので、
当個体は戦時中に製造された物といえます。
特徴
オリジナルのシリンダーグラスには、
- JENA GLAS
- 3389
といった刻印が確認されます。
また、このシリンダーグラスは通常のホヤよりも薄く作られており、
- 割れやすい
- 現存状態良好品が少ない
という特徴があります。
希少性
現存数は非常に少なく、Feuerhand 175の中でもトップクラスに希少な仕様です。
特に、
- オリジナル刻印あり
- 無傷
- 当時物グラス保持
の条件を満たす個体は、コレクター市場でも高評価となります。
背景
戦時中は原材料不足により、通常の丸型グローブの代わりに工場で利用可能な耐火シリンダーガラスが使用されました。
この仕様は、戦争による資材不足と製造現場の工夫を象徴するディテールでもあります。
まとめ
Feuerhand 175 シリンダーグラス仕様は、
戦時中の資材不足が生んだ歴史的レアモデルです。
「JENA GLAS」「3389」刻印を持つ薄型シリンダーグラスは、通常モデルとは一線を画す特別な存在。
希少性・背景・コレクション性を兼ね備えた、Feuerhandファン必見の仕様といえるでしょう。


